渡辺離党問題。

ということで、渡辺議員が自由民主党を離党したのである。
別に支持はしないが、私利私欲を超えた憂国の情からその行動にでているということは理解できる。

問題は、帰趨をきめかね、もし、選挙後に自民党を出ようか、選挙前出ようか、いろいろと考えている議員がいることなのである。

もし、そういう人間がいるとすればの話であるが、選挙は自民党の看板で戦う、自民党がぼろ負けしたら、渡辺新党にくっつく、民主と連立を組む という行動にでる議員がいれば、それは有権者に対する詐欺的な行為というものである。

出るんだったら選挙前に出てほしい。
そんなの勝手といわれるかもしれないが、政党助成金だって税金から出ているのである。
国も政党という存在を法秩序上前提として政治を行っているのである。

国民だって、人物に投票するよりは政党に投票している割合が高いのではないか。
その政党を選挙の終わったあと帰るということが多発するのであれば、政党という存在が意味のないものになる。

ということで、選挙が終わって少なくとも1年とか2年は、政党移籍を禁止する法律を出してはどうか・・・。

憲法の思想信条の自由や結社の自由との関連が問題となるかもしれないが。
それくらいしないと、いつまでたっても、自己保身に走る付和雷同政治家が減らない。