派遣村

ということでこの年末年始日比谷公園派遣村というボランティアの方が派遣ぎりや雇い止めにあった方に対して炊き出しや法律相談などのサービスと宿泊施設を提供する活動をしていたのである。いまでもあると思うが、山谷とか釜ヶ崎では「越年越冬闘争」というのがあったがそういったものを大々的に都内の真ん中でやろうということである

貧困で越冬が大変というのが昔は、ごく一部の日雇い労働者の多く集まる地域だったのが、全国的にひろがってしまっているという一つの象徴だったのであろう。

寒い中ボランティアで頑張っている人は大変だったろうなと思うのである。私も今年は、ぬくぬくと寝ているのではなくなにかこういったボランティア活動を始めたいとおもったのである。それにしても、問題は、日比谷公園のすぐ近くに建物がある人たちである。厚生労働省は、のちに講堂の開放をしたが、ほかはしらんぷりなのか。
よく100年に一度の不況といわれるがそうであれば、阪神大震災レベルの災害とそうかわらない事態なのである。
たとえば、厚生労働省のとなりの弁護士会館にも講堂はあるが、開放されたという話はきかない。反対側のとなりは経済産業省である。正月ほうりだされた人の原因のいったんは、経済政策にあるとおもうが、しらんぷりなのだろうか。同じ霞が関でも、警視庁だけには、とまりたくないと思うが・・・。

やっぱり、食べ物に寝るところは大変だいじなのである。なんとかせんといかんと思うのである。