替え玉

といってもけして、福岡のラーメンの話ではない。
国家資格であるところの建築施工管理技士試験試験で替え玉受験が発覚したのである。
そんなことが許されてよいのか。
しかも、この事件では、受験予備校が関与して、替え玉を組織的に行っていたようだ。

こういった不正行為というのは良くないのは当然だが、何年かたてば、たぶんこの人たちも、その試験を受けれるのだと思うと、処分が甘くねーかと思うのである。

司法試験でも、しばらく前に、たしか、カンニング事件があった。
ある九州地方のロースクールの卒業生がカンニングをしたという事件があった。

法律家たらんとするものが、法律をやぶって試験を受けるというのははずべきことである。
知識以前に法律家としての人間性が疑われる。
しかし、処分は「3年間の受験禁止処分」だったのである。まかりまちがえば、こういったとんでもない人が、弁護士になるわけである(さすがに裁判所や検察は採用しまい)。

武士というのは、卑怯とか未練ということを一番忌避したものである。
資格試験でカンニングをするような者は終生その試験の受験禁止とすべきである。