映画「イキガミ」の話。

本日は、映画の話であります。引っ越す前は、近所に映画館があり、よくみにいったものでありました。最近は、めっきり映画から遠くなっているわけです。そんなこんなで、ひさしぶりに映画をみにいきました。
きっかけは、テレビ。夜中の2時か3時ころ、たまたま起きてしまってテレビをつけると、この映画「イキガミ」の宣伝をしていたわけであります。近未来において、全体主義統制国家が成立し、国民に命の大切さを教えるために、1000人に一人くらいの割合で国家が若者の命を奪う(国家繁栄維持法とかいう法律ができるわけです)。その24時間前に、通知を行う。その24時間をどうすごすかということと、通知を配達する公務員の葛藤を描き、命の大切さを描くという映画です。

ということで川崎の映画館まで南武線に乗車し、いってきました。

映画館は、すいていて、3割くらいの入り。ちなみにアベック率は5割くらいです。前の席のアベックが、形而下的な会話をなさっています。
男「もし、この映画みたいに、24時間以内に死ぬことになったらどうする」
女「まー君といっしょに死ぬまでいる」(この男がまー君だと推定されます)
男「おれもいっしょに死ぬかも」
などと昼間っからいちゃいちゃしているわけであります。

国家の繁栄を維持するためには、イキガミよりも、こういったアベックを規制したほうがいいのではないかと思うミラーであります。

映画についての感想は書いてしまうとこれから見る人に予断を与えるで、書きません。ぜひ見にいらしてくださいませ。

細かい点できづいた点。

①  エンドロールの車両担当のところで、「D垣内」さんという法学界の大立者である某御兄弟と同じ苗字の方を発見。ご親戚なのだろうか。ひょっとしたら兄弟どちらかのご子息なのだろうか。たしか、御兄弟は岡山出身だと思ったが、岡山には多い苗字なのであろうか。
② 映画の中ででてくる、近未来の役所。いまの机を並べる「島」があるオフィスとちがって、フリースペース的な構造に近いんだけど、しっかりと法令集とか判例集が本棚にあった。エンドロールを見ると「協力 新日本法規」の文字が・・・。やっぱり、いつの時代になっても分厚い法令集はなくならないのでしょうか・・・。