あー。自民党。

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与謝野先生が総裁選にでるそうである。私は、ある囲碁の会合でまじかに接したことがあるのが、大変な人格者である。
そもそも、囲碁をやるということが、なにか哲人であることを思わせる。

与謝野先生は正論の人である。財政再建のためには、消費税をアップするしかないということをおっしゃっている。たしかに、そのとおりだと思う。

わたしが、思いだすのは、大平総理である。大平総理は、1978年一般消費税構想を発表する。大平総理は香川県人でまじめだから、それを総選挙の直前に話してしまう。当然、選挙はぼろまけである。そこから40日抗争、衆参ダブル選挙、選挙中の死と文字通り総理の命を削ってしまうのである。

なんか今回の総裁選は乱立っぽい。

仕事でたまたま、官邸の前をとおった。最後まで、福田首相は財政についてどういう考えをもっているのかがはっきり伝わってこなかった。そういう人よりは、与謝野先生のほうがいいと思うが、命を削ることになるのではないか。

山本一太さんは極端としても、もう少し若い人がよいのではないか。
それにしても、はっきりした次の総理候補というのがいないのはしんどい。自民党も人材難のような気がする。

10年後の総理というとだれかはっきりしなくなっている。総裁選の顔ぶれをみてもどんぐりの背比べ。