矢野教授の話。

イメージ 1

お疲れ様です

数学検定対策で、先日近所の図書館で数学の本をいろいろと物色していたある日。

矢野健太郎教授(かの有名な「解法のテクニック」のご著者。私もずいぶんお世話になりました。)
の自伝的な本、「一幾何学者の回想」を発見。
借りてかえってよみました。回想といっても半分以上は数学に関する件なので、数式だらけ。
後半はとくにご専門の微分幾何学の話なので、ちんぷんかんぷんでした。
ただ、新たな発見が2つ。

① 矢野教授のお父上(彫刻家)はなんとミラー教授と同じ香川県出身。
② 矢野教授は育ちが下中里で旧制中学で東京府立の中学の入試に失敗し、私立のすべりどめ(推測だが今の開成高校と思われる)。いったん入学したが、4月末に新設で東京市立第二中学(いまでいう都立上野)ができたので編入)という過去をもっていたのだ。

香川県にゆかりということと、下町育ち(わたしも下中里のとなりの田端近辺に住んでいたこともある)っということで一挙に親近感を感じたのであった。

数学的にも、平面幾何の定理(メネラウスの定理とか)が回想されていて、勉強になったしだい・・・
ということで今日はもう寝ます。