あー、宿題。

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ということで、昨日はへろへろと仕事をしておりました。
そそくさと6時すぎに会社を出ました。

昨日は楽しい韓国語講座の日です。
近くの喫茶店で先週の復習をすることにします。
ノートをふと見ると「宿題」という字が目に入ります・・
・。
先週ならった「○○できるけど、○○できない」という韓
国語の表現を使って三つの文章を作っていくことになって
いました・・・。
じぇんじぇん、実行に未着手であります。
悲しいことです。

こういったときのために韓国に留学している畏友Mさんは
辞書という文明の利器を送ってくれているのですが、悲
しいことに家におきわすれてしまいました。Mさんの好意
を無にし申し訳ありませんでした。

一瞬、宿題など忘れたふりをして、ごまかそうと思いまし
たが、まだ時間があるので最善を尽くそうと思ったのです



まー、ようするにテキストのなかから、なんとか、知って
いる単語をピックアップして、こういった例文を三つ作ろ
うという企画を立てたのです。

とりあえず、テキストを眺めます。
「テニスをする」という知っているフレーズを発見。
このあとに「○○できない」というのをつなげば一個でき
るのです。
しかし、
「テニスはできます。しかし、買物はできません」という
のでは、あまりにも脈絡がなくて変です。しかも、常識的
に成立しえない文章です。
そこで、いろいろテキストをまさぐっているうちに、「バ
レーボール」という単語を発見。
ようやく、「テニスはできますが、バレーボールはできま
せん」という韓国語作文を完成。個人技はできるけど、集
団ではできないという私の性格をよく表しています。
ひとつだけ問題があるとすれば、バレーボールはもちろん
テニスなんてやったことがないのですが、宿題を完成さ
せるためには少々の嘘は許されるという結論に達しました


あと2つです。
かろうじて覚えている単語として、「ハンバーガー」を発
見。じゃー、同じたべものということでいろいろ探すと、
「犬肉」という単語を発見。食べるという動詞はさすがに
しっているので、これで、「ハンバーガーは食べれるが、
犬肉は食べれない」という韓国語作文が完了。
ハンバーガーだって、何の肉を使っているかわからんけど
あの形なら食べれるわけです。要するに、人間の知覚の
本質をなすものは実は実体に対する知覚ではなく、形態に
対する知覚であるという認識論の本質を考えされるよい例
文ができたのです。ヘーゲル認識論を思い出しつつ、もう
一個ひねりだそうと、同じように、知ってる単語ピックア
ップを開始。

「牛乳は飲めるけど、ウオッカは飲めない」
なかなか味のある文章ができました。ようするに、ソ連
酒は飲めないという反スターリン主義の立場を鮮明にした
宣言なわけです。まさに、飲料におけるスターリン批判と
いえましょう。


授業が始まって、この宿題をよみあげると、先生にいわれ
ました。
「はじめのはいいけど、あとの2つは、とっぴなんじゃな
いでしょうか。たとえば、「牛乳は飲めるけど、豆乳は飲
めない」とか、「ビールは飲めるけどウオッカは飲めない
」というんだったらいいんだけど・・・」

そのとおりだと思いました。
今日の教訓。武士はいつも刀を放さない。学習者はいつも
辞書を放さない。