入学式と保護者

季節ねた。先日、わが出身大学でも入学式があったと報道されていたのである。総長の格調高い式辞も紹介されていたのである。
大学の入学式といえば、最近、親が出てくるケースが多いようなのである。わたくしが、入学したのは、1991年であるがそのころからそういう傾向はあった。最近とみにそれが加速しているようなのである。

まー、親として、入学をいわいたいというのは、人として当然のことではあるが、わざわざ、親とそろって入学式へいくのもやや親離れができていないような気がする。

親としては、入学を祝いたいという動機のほかに、なんか変な集団にはいったりせぬよう監視したり、いろいろと監視をしようという動機もあってついてくるのではないか。

当然のことながら、わたくしはそもそも親に入学式があることどしらせず、勝手に上京したのである。当然、入学式当時には、すでに入学式を粉砕せんと…(以下略)。
だから、いまでも入学式というと、武道館の前にとまった機動隊車両を思い出すのである。

いまでは入学式を粉砕しようなんていう集団はいないだろうなと思う。
やはり、だんだんと大学生がおさなくなっているのか、親が過保護になっているのか・・・。

思えば私たちのころは、大学生になったら別に酒を飲もうが、たばこを吸おうががんがんOKみたいなのりであった。
しかし、いまでは、大学の体育会でも大学によっては未成年の飲酒で活動停止になるところがあるときく。
昔といまとどっちがよいのであろうか。先日も渋谷で大学生らしい人が「未成年とちゃーうんか」ということで職務質問されていた。私は大学生のとき、未成年で渋谷で飲んだくれていても職務質問なんか一回もされたことがない。昔はとりしまりがおおらかだったのか、あるいは、ただ単にわたしが、おっさんに見えたのか・・・・