和光市 計算尺工場の巻

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実は、桃鉄シリーズ結構原稿がたまっていて今週はいっきにのせます。
来週からは、またあらたな旅が・・・。
さて和光市の物件一覧。


大型スーパー   3億 4%
計算尺工場   5億 5%
技術製作所   8億 5%

ということで、副都心線開通記念で、和光市までいきたいということでいってきました。
ここで、心ひかれたのは、計算尺工場。そもそも計算尺って、まだ作っているのか・・・。

さすがに不安になり今回は、ホームページで調査。そうすると、和光市にヘンミ計算尺という会社が現存することが判明。でもいまは計算尺はつくってないようです。
工作機械を作っているメーカーなのですが、最盛期には、世界の計算尺のシェア8割をとっていた会社。そのプライドがいまも計算尺という名前を会社の名前に残しているのでしょう。

そもそも計算尺とは、対数の原理を用いて、簡便に計算ができるようにした機械。写真のような形状のものであります。写真に写っているのはすべてヘンミ製で、わざわざこのためだけに、YAHOOオークションで収集しました。
これがあるから、計算が早く正確にできたという意味では画期的なものであります。ある意味関数電卓がでる前には、技術者必須のアイテムだったわけであります。という意味で重要性は電卓は今日のPCに劣るとも劣らないものであります。プロジェクトエックスどころかヘンミ計算尺様には文化勲章をあげてもいいくらいのたいへんな偉業なのです。

ということで夏休みのある日、和光市にいってきました。まず、副都心線。この電車先頭車両がまるっこいのが面白く写真をとってしまいました。その代り駅の写真をわすれました。
さてヘンミ様のオフィスですが、方向音痴のミラーはまず駅の反対側にいってしまい、30分無駄あるき。そのあとさがしながらあるいたので徒歩で30分はたっぷりかかりました。あー。当日は、猛暑日で途中で帰ろうかとも思いました。そもそも近所の人に「このあたりに計算尺の会社があると聞いたんですけど」と聞いても「はあ。そこの小学校で孔雀はかってましたよ」みたいな、かなり、ピントのずれた対応で・・・。結局、大きな工場ではなく、こじんまりとしたオフィスでした。会社のプレートを撮影しようと思いましたが、そのためには敷地内にはいらなければなりません。厳密にいうと不法侵入になります。でもわざわざここまできたのだからということで、敷地にちょっとたちいり、写真を撮影しました。もし警備員さんに言われたらこまるので、「実は計算尺のことが好きで、御社のファンなんです」といういいわけのために収集した計算尺を手に握り締めながら。

めんどくさいので帰りはバスで成増までかえりました。