コンプライアンス?

さて、本日の更新です。

今日家に帰ってさっそく、郵便箱を開けると、先日解約通知を発送した生命保険会社からの手紙が。「ひょっとしたら、印鑑不鮮明とか、書類が足らんとかいう理由で書類がかえって来たんだろうか」と思い、さっそくあけてみる。
予想に反して、大変とんでもない手紙であった。「当社千葉支社のM(手紙では実名)という者がが複数のお客様から預かったお金を個人的に使っていたという事実が判明した。だから、Mが担当していたお客様に通知を出している。もし、Mにお金を預けていたり、不審なことがあれば、連絡をください」という趣旨であった。どうも、はっきりいつて「横領」であるらしい。手紙をよく読むと、その手口は、保険の加入者から保険料や契約者貸付の返済金を預かって、そのまま自分のお財布にいれていたらしい。かなり古典的な手口である。幸いにして、私は、保険の外務員の方にお金を預けるようなことはしていなかったの、これは安心。それにしても、そんな手口で横領できるなんて・・・。管理に問題があるのではないかと思う。解約しててよかった。

Q生命(いっておくが頭文字ではない)で、そんなことがおこったとなると、新聞とかにも出るのかなと思い、インターネットで検索しても出てこない。そもそもQ生命のHPにも出てこない。まだ逮捕されてないんだろうか。もし逮捕されてないとすると、自分が、このMなる人間だったら「高跳び資金」として、通知が回る前に、顧客に電話して、保険料を預かると称して金を巻き上げるということを考えるかもしれない。Q生命がのんびりしている間に、被害が拡大したらどうするんだろう。ひょっとしたら同種の事件が多くて慣れっこなんだろうか。そうするともっと恐ろしい。その手紙には、「倫理綱領遵守を徹底する」と書いてあるが、そういう問題ではないような気がする。こういう事件を起こすと大変なことになるという見本を示すためにも、早期にちゃんとした処置をとってほしいものだ。