先日、加藤先生の訃報に接し注文した
不法行為法の研究が本日届いたわけであります。
純理論的な本を想像していたのですが、
「ビキニ水爆実験と損害賠償」とか「森永粉乳中毒事件と補償」とか当時としては、最新のトピックについて論じられている論文もおさめられています。
この本が出たのが昭和36年。1961年であります。
このとき先生は、39歳のはずであります。
その年にして、すでに
不法行為理論の一人者であったわけです。
ひるがえって、今年私は、37歳になります。先生のように、学問をきちんとしてこなかった日々を反省しながら、がんばっていきたいと存じます。